駐輪ラックで温かくお迎え
ときがわ町は道路沿いの軒先などに「自転車歓迎の店」の看板と駐輪ラックをよく見かける。旅先で店に寄る際、サイクルウエアだと遠慮してしまいがちだが、この看板を見ればサイクリストを迎えてくれる雰囲気が一目で分かるので安心して入店できる。
敷地内に自転車を止めておくことができる店舗もあるので、愛車を眺めながらゆっくりとお昼ご飯を頂くことも可能だ。
ゆるやかな勾配を登る
目指す天文台は県道172号線を進んだ白石峠のさらに先。昼休憩を終えていよいよヒルクライムに挑戦。最初は勾配も緩めで周りの景色を楽しみながら登っていく。
しだいに標高も上がり、きつめのコーナーが増えてくる。ヒルクライムの基本はペースを乱さないことなので、深く息を吸い自分のペースでゆっくりと上がっていく。
木々の間から付近の山々が見え、山頂が近づいていることが実感できる。
パラグライダーの発着場が見えてくれば白石峠は目前。
白石峠を越え、いよいよ天文台へ
白石峠に着くと「堂平天文台 2km」の看板が見える。車一台がやっと通れるような道が山頂の天文台へと続いている。
ここから最後のひと踏ん張り。
途中、鬱蒼とした木々が途切れ見晴らしのいい場所に出る。パラグライダーが飛び立つ斜面となっていて、登ってきたときがわ町や遠くの都市も眺めることができる。
堂平山の山頂付近にはキャンプ場もあり、夏は家族での旅行にもおすすめの場所。夜は満天の星と眼下に広がる夜景を楽しめる。
空気が澄んでいる時は遠くの川越や東京、横浜方面まで見渡すことができるため、登ってきた達成感も抜群。何度でも来たくなる場所だ。
天文台から西の方角を向くと定峰峠やその先にある秩父の市街地を見渡すことができる。
今回のルートは都内からもアクセスしやすく、清流を眺めながら名物のうどんを食べたり、珍しい木工製品をお土産にしたりと、日帰り旅にはおすすめ。
道中にはサイクリストも多いのでサイクリング初心者でも走りやすい雰囲気となっている。
なんといっても地域としてサイクリストを温かく迎えてくれる感じが走っていて心地良く、ときがわ町の魅力が凝縮された旅だった。
前編の記事はこちら。
着用ウエア
フェイスカバー メランジブルー kpnw050
メランジ半袖ジャージ チェレステライン kphs1041
Ladies ナイロンストレッチ ショートパンツ ベージュ kpsp021
フリーカットアームカバーUV2 ブラック kpac011
フリーカットレッグカバーUV ブラック kplc004
ベルクロ付ショートグローブ ネイビー kpgs088
ノースリーブ メッシュアンダーウエア PP100 ホワイト kpuw017
Ladies メッシュインナーパンツ プラチナパッド kpup009
サイクルソックス ストライプ ブラック kpsox025