KAPELMUUR BIKE TRIP アンバサダー「ぴーちゃん」自転車で巡る、浅草七福神巡りライド後編

KAPELMUUR BIKE TRIP

カペルミュールアンバサダーが輪行で都内から日帰りできるスポットを巡る旅。前編に引き続き、浅草の七福神を自転車で巡る旅。
旅をするのは新たにカペルミュールアンバサダーに加わった「ぴーちゃん」。女性アスリートの支援を行うエンジェル・プロジェクトのメンバーとして活動を行っており、ライドイベントなどにも積極的に参加している。

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ぴーちゃんが走ったルート

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1300年余の歴史がある、石浜神社

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白髭橋の近く、大きなガスタンクの真横にあるのが石浜神社。隅田川の土手に面し、住宅に囲まれていないので開放感があり、のどかな雰囲気がある。724年に創建されたと伝えられ、源頼朝らの崇拝を受けたと言われる歴史を持つ神社。伊勢神宮と同じ神様を祀り、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と豊受大御神(とようけのおおみかみ)がご祭神となる。

浅草後編03

御朱印は長寿を授けてくれる七福神の「寿老神(じゅろうじん)」を頂くことができる。

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境内には1758年に建立された富士崇拝所などもあり、見どころが多いのも石浜神社の特徴。

今はなき遊郭の歴史を伝える吉原神社

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石浜神社の次に訪れたのは2.5kmほど離れた吉原神社。住宅街に入ると路地に迷いそうだったため、石浜神社前の明治通り(県道306)を三ノ輪方面へ直進し、三ノ輪二丁目交差点を土手通りへと進むと右手に吉原神社へと続く入口が見える。

浅草後編06
浅草後編07

かつて吉原への入り口だった場所は道路が「S字」に曲がっており、土手通りからは見通しが悪くなっている。理由については江戸時代に将軍が鷹狩りのため近くを訪れた際に吉原の大門が直接見えないように配慮されたなど、諸説ある。
現在、大門があった付近には「よし原大門」と表記された金属製の柱が建っている。

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吉原神社では金運や縁結び、芸にご利益があると言われる「弁財天」の御朱印をいただくことができる。

酉の市発祥の地、鷲神社

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吉原神社の裏手にあるのが、福を集める熊手で有名な酉の市発祥の鷲神社。「おおとりじんじゃ」や「わしじんじゃ」、「おおとりさま」と呼ばれている。

浅草後編10

古代日本の皇族であるヤマトタケルが戦に出る際、お酉様に戦勝祈願を行い、戦に勝利し武具である「熊手」で勝利を祝ったと伝えられている。参道の入口には大熊手が掲げられ、毎年作り変えられている。

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鷲神社では長寿を授けてくれる七福神の「寿老人(じゅろうじん)」を頂くことができる。先に訪れた石浜神社は「寿老神(じゅろうじん)」の御朱印なので、字は違うがどちらも同じ神様。

食の専門店が集まる「かっぱ橋道具街」へ寄り道

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最後の神社へ訪れる前にかっぱ橋道具街へ寄り道。言わずと知れた食器具などを扱う専門店街であり、大通りから脇道まで所狭しとある店舗は見どころが沢山ある。

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食器具以外に人気があるのが食品サンプル。飲食店の店頭でディスプレイする本格的な物からお土産に買って帰れるようなキーホルダーサイズまで様々。普段は見られないような食品サンプルが沢山あるので、自然とお腹が空いてくる。

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かっぱ橋道具街からも東京スカイツリーが一望できる。

七福神巡りの最後は矢先稲荷神社

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かっぱ橋道具街の通りから一歩入った所にあるのが、矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)。かつて江戸時代に弓の錬成として三十三間堂が建てられ、端から端まで矢を射る「通し矢」が行われ、ちょうど的の先にあったことから「矢先稲荷」と名付けられた。

浅草後編18

三十三間堂は1698年の大火で焼失してしまったが、神社は再建され、その後の震災や戦災をくぐり抜けて現在に至っている。
矢先稲荷神社では健康や長寿の神様といわれる「福禄寿」の御朱印を頂ける。色紙も九つの社寺で頂いた御朱印が全て埋まり、参拝した記念として大切な思い出となった。

浅草七福神巡りは通年参加でき、巡る順番も決まっていないのが特徴。七福神巡りが初めてという方でも参加しやすく、浅草という観光地を象徴しているような印象。巡った各社寺にはそれぞれの歴史があり、地域との結びつきや名物など見どころが沢山見つかった。
しかし、約10kmあるルートを徒歩で巡るのは体力的に不安を感じたり、時間に余裕がない場合もあるので、自転車で巡るのも一つの手段。
最近は駅前やコンビニにレンタサイクルが普及し、誰でも気軽に利用できるようになった。
浅草という世界に誇る観光地をより楽しむために、自転車という移動手段を使えば移動時間を短縮でき、1日で浅草をより満喫できるのでおすすめ。

輪行日帰り旅の参考にしていただければ幸いです。

ぴーちゃんプロフィール